一桥教员の本
ピアノ協奏曲の誕生 : 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史
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小岩信治(言语社会研究科准教授)着 |
着者コメント
オーケストラ演奏会の华、「ピアノ协奏曲」。モーツァルトやベートーヴェン、ショパンやラフマニノフらピアノの达人たちの名作は、世代を超えて聴き継がれています。けれどもこれだけ身近な存在であるにもかかわらず、それに関する研究书は稀です。「未开の地」であるこのジャンルの2世纪余りの変化を、本书ではいわゆる形式分析とともに楽器论、聴众论、作曲家研究など、多様なアプローチで描きました。軽视できない「マイナー?コンポーザー」も何人も登场します。「音楽と社会」について考える、楽谱中心ではない西洋音楽研究であり、言语社会研究科大学院生はじめ一桥のみなさんに、文化研究の新しい方法を探る际の参考になればと思います。