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一桥教员の本

ジェンダーにおける「承認」と「再分配」 : 格差、文化、イスラーム

ジェンダーにおける「承認」と「再分配」 : 格差、文化、イスラーム

越智博美, 河野真太郎编着
彩流社  2015年3月刊行
ISBN : 9784779120817

刊行时着者所属:
越智博美(商学研究科)
河野真太郎(商学研究科)

着者コメント

 一桥大学でのリレー講義、「ジェンダーから世界を読む」の書籍化シリーズ最新版です。
今回は「承认」と「再分配」をテーマにしています。今、たとえば女性が自分の名义でクレジットカードを持てるのも、夫妇で家を买って共同名义にできるのも、男女雇用机会均等法ができ女の仕事がお茶くみコピー取りに限定されないものになったのも、第二次世界大戦后のフェミニズムの运动によるものです。こうした运动はさまざまな市民の运动へと波及し、いろいろなマイノリティの権利の承认にも向かっていきました。ところがそこで起こったのは、その権利が市场への消费者の参入に还元して语られるようになったということです。结果として现在、経済格差问题、すなわち富の再分配の问题が见えづらくなっています。知らないうちに日本の贫困率は世界でも目立って上位にある状态になっています。
 どのようなからくりで、わたしたちにはそのような状況が見え辛いのか、またその問題は何か、打開するにはどうしたらよいのか、またその見え辛さとその打開にわたしたちの想像力は どのように関与しうるのか。これらの問題を、まずは紹介し、文化事象についてイスラームの 問題まで含めて多角的に考えているのが本書です。当時講義に出ていなかった人たちにも、本書の問題意識が自分たちとは無縁の問題ではないものとして手にとっていただけると幸いです。

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