一桥教员の本
戦う姫、働く少女(笔翱厂厂贰丛书;3)
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河野真太郎着 |
着者コメント
本书が目指すのは、「戦闘美少女の社会的分析」である。ナウシカから『スター?ウォーズ/フォースの覚醒』のレイにいたるまで、わたしたちのポピュラー?カルチャーは戦う姫たち?少女たちの姿であふれている。それらの少女たちは、いったいいかなる社会の変化を、そしてどのような愿望のありかを指し示しているのか?この疑问に取り组むにあたって轴となるのは労働の问题、それもとりわけ女性の労働/女性と労働という问题だ。少女たちが文字通りに働くジブリ作品はもちろん、现代に氾滥する「解放された女性」たちの物语と、新自由主义とポストフォーディズム下における女性的労働そして女性化された労働の世界との関係はいかなるものなのか?本书はその问题を、ポピュラー?カルチャーにとどまらない文化を縦横无尽に论じ、接続することで浮き彫りにし、わたしたちの现在を乗り越える。(本书の帯より)