一桥教员の本
ハーバート?スペンサーコレクション
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ハーバート?スペンサー著 ; 森村进编訳 |
编訳者コメント
ハーバート?スペンサー(1820-1903)はジョン?スチュアート?ミルと并んでヴィクトリア朝英国の最も重要な哲学者で、日本でも自由民権运动の时期に多数の着作が翻訳され読まれていましたが、死后は不当に忘れ去られていました。しかし彼の政治思想は19世纪の古典的自由主义?リバタリアニズムを代表するものであり、他に类を见ないほどの理论的な彻底性のためにも今日読み継がれるべき価値を持っています。
私はこのたび彼の政治哲学の领域から、最初の着作である『政府の适正领域』、大着『社会静学』の中心的部分、后期の论争的な论文集『人间対国家』を选んで訳出し、比较的详细な訳者解説を付しました。この分野におけるスペンサーの着作の邦訳は19世纪末以来絶えてなかったものなので、本书の刊行は歴史的な快挙であると自负しています。
なおスペンサーは英国赴任中の森有礼とロンドンの同じクラブに属していて親しく交流していたという点で、一桥大学ともゆかりがある人物です。