一桥教员の本
よくわかる中国法
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王云海, 周劍龍, 周作彩編著 |
着者コメント
いまの世界は波乱万丈の时代である。激动の一翼は中国である。中国は社会主义政治体制を维持しながらも世界第二の経済大国にまで発展してきた一方、かつてないほど世界から厳しい目を向けられて、これから世界とどのように付き合うかが问われている。こういう问题意识のもとで中国法に焦点を合わせて编着したのは本书である。
本书は、中国法の全体像と各法分野の実态を论理立てて示すべく、まず、序章では、中国法への基本视点として、中国が国家権力を中心とする「権力社会」であって、中国法の特徴、変化のプロセス、その将来のいずれもそこから强く影响されると示す。次に、第1章から第11章までは、中国の宪法、行政法、食品安全管理法、民法、商法、会社法、経済法、知的财产法、刑事法、民事诉讼法、司法制度?司法改革をそれぞれ解説する。最后に、第12章では、中国での法の近代化过程をとり上げる。
本書は、一桥大学法学研究科の卒業生を中心にもっぱら在日中国人の法学者達によって、日本法との対比のなかで書かれた中国法の解説書である。執筆者の特徴を生かしながら、内容の確実さを担保したうえで分かりやすさを極力に追求したのは本書の最大な特徴である。(王云海)