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格差社会の謎 : 持続可能な社会への道しるべ

格差社会の謎 : 持続可能な社会への道しるべ

福田泰雄
创风社 2021年12月刊行
ISBN : 9784883522699

刊行時着者所属:
福田泰雄(名誉教授)

着者コメント

 格差が拡大し分断が进む社会は持続性を持たない。国连は、2015年にあらゆる贫困と格差からの自由、人権が保障され、地球环境が保全される社会の実现を目指し、その社会変革のための17の目标を掲げる(厂顿骋蝉)。そのうち、第1目标が贫困解消であり、第2目标としてフードセキュリティの実现、そして第10目标として国内外での格差解消を掲げる。


 世界の贫困、格差の现実に立ち向かう狈骋翱のオックスファムは、贫困と格差拡大の原因が今日の资本主义システムの欠陥、搾取性にあるとして、より良い社会の実现に向けた社会変革を提言する。変革の第1の课题として格差の解消、続いて公共サービスの充実、働き甲斐のある人间らしい労働の実现、公平な税负担、気候変动対策を掲げる。


 しかし、国连が第1目标に掲げる、贫困と格差の解消をどう実现するのか。あるいは、オックスファムが指摘する、格差拡大をもたらす资本主义システムの欠陥とは何か。システムが搾取的であるとはどういうことか。ここに格差社会の谜がある。本书の课题は、独占资本への経済的かつ政治的権力の集中、そのことによってもたらされる独占资本への所得と富の集中という视点から现代资本主义の歪められたシステムの内実を明らかにし、未来社会への道筋を示すことにある。(「はしがき」より)

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