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令和7年学长年头挨拶

中野学長明けましておめでとうございます。教职员の皆様におかれましては、束の间とは言え、年末年始をゆっくりとお过ごしいただきましたでしょうか。


皆さまには昨年12月11日に行いました「大学の将来构想に関する学长説明会」に対面?オンラインおよび配信にてご参加いただき诚にありがとうございました。すでに皆さまからは多くのフィードバックをいただいており、しっかりと読ませていただき、検讨をさせていただきたいと思っております。配信は1月末日まで行われる予定ですので、さらなる皆さまからのフィードバックを是非お愿いいたします。

さて、いよいよ、2025年、一桥大学は創立150周年を迎えます。その2025年の干支は乙巳(きのとみ)、十二支では蛇年ということになります。ご存知のように、我が一桥大学の校章「マーキュリー」は、ローマ神話に出てくる商業、学術などの神マーキュリーの杖に2匹の蛇が巻きつき、頂に翼が羽ばたいているところをかたどり、それにCommercial Collegeの頭文字をとってCの字を2つ添えたものです。というわけで、創立150周年を迎える2025年が蛇年であるということは、私たちにとって大変に縁起が良いというか、意義深いことだと思います。

150周年に向けた様々な取り組みのなかでも、昨年から私たちが力を入れていることのひとつは、この機会に、全世代にわたる一橋コミュニティのつながり?ネットワークを、大学の側からもっと積極的に創り出し、一桥大学を応援してもらおうということでした。教職員の皆様には伝えきれていないところもあるかと思いますので、この機会に紹介させていただきます。

もちろん、一桥大学には、創立110年を数える全国最強の同窓会組織にして母校支援を第一義に掲げる如水会があり、一桥大学の歴史を文字通り物心両面で支えてきていただいております。それだけに、卒業生ネットワークという点で、大学はすっかり如水会に甘えてきた部分がありますし、変化する社会のなかで、忙しい30代40代の卒業生や、女性の卒業生、大企業などの大組織に属さず活躍する若手経営者や、一般には一橋らしくないと思われがちな多様で多彩なキャリアを歩む皆さんなどが、一橋コミュニティとしてもっとつながりあうことは、一桥大学、如水会にとっても課題であるだけでなく、卒業生の皆さんにとっても非常に有益なことだと思います。

そこで私たちは、一昨年の12月3日に兼松讲堂で开催した「感谢のつどい」をスタートに、如水会の全面的な协力もいただきながら、様々な取り组みを展开してきました。

5月25日には如水会館で「一桥大学経営者ラウンドテーブル2024」を開催しました。企業等において経営者として活躍している本学卒業生を招待し、大学とのつながりを強固なものとしていただくとともに、経営者同士の横の繋がりを広げるための交流の場として開催し、業種や年齢を超えた約130名の企業等経営者にご参加いただきました。同窓の好が、それぞれの仕事やキャリアを大いに助けてくれているという話は、まさに業種や年齢を超えて、多くの卒業生から聞きます。今後も、スタートアップ、VCなどの世界で活躍する実業家の皆さんなど、より多様で多彩な世界で活躍する皆さんをネットワークして、さらにモビライズしていくことが、大学の戦略としても求められていると考えています。

8月30日と9月27日には、如水会馆で「若手?中坚世代卒业生交流会」を実施しました。8月は「あつまれ!ざっくり30代!」、9月は「あつまれ!ざっくり40代!」ということで、とくに卒业后大学と疎远になりがちな世代をターゲットに、卒业生によるトーク?セッションや、起业家ライトニング?トークなど新鲜な企画に、多くの若手?中坚世代卒业生が参加していただきました。この世代は、とりわけスタートアップで活跃する卒业生が多く、ネットワーキングに强い関心をもっていらっしゃることも确认できました。

これらの企画と併行して、7月からは、大学公式ポッドキャストとして、「一桥大学は出たけれど」の配信を開始しました。ビジネス?エリート輩出校と見られがちな一桥大学から、あえてユニークなキャリアに進んで頑張っている皆さんをゲストに呼んで、一桥大学を選んだ理由、学生生活、キャリアの歩みなどについて伺うトーク番組です。この大学では異色でマイノリティと思われるような歩みを進めてきた(と自分では思っている)皆さんの話から浮かび上がるのは、むしろ「一橋らしさ」ってこういうことだなあという話であり、国立?国分寺?小平などの地域を含めて「一橋」が好きになる話ばかりです。教職員の皆さんにも、是非お聞きいただきたいと思います。

そして、11月30日には、2024年企画の缔めくくりとして、2019年以来5年ぶりのホームカミングデーを実施しました。兼松讲堂でのイベントでは、松本正义本学特别顾问(住友电気工业株式会社取缔役会长)によるご挨拶のほか、学生団体によるパフォーマンス、スタートアップ公司を経営する卒业生による座谈会、本学端艇部翱叠荒川龙太选手による凯旋讲演、女子学生入学75周年记念企画として本学翱叠の女性たちによる座谈会などが実施されるとともに、キャンパス内では焼き芋やコーヒースタンドも出店し、盛り沢山な企画が実现できました。

以上、卒业生ネットワーキングに向けた昨年の取り组みをご绍介させていただきました。2025年は、いよいよ本番です。本学の创立记念日は9月24日ですが、创立记念式典は11月末に、本学発祥の地である千代田キャンパスの一桥讲堂で开催することを予定しています。また、国立キャンパスにおけるメイン?イベントとしては、5月10日に150周年记念のホームカミングデーを実施します。昨年にも増して賑やかなホームカミングデーにすべく準备を进めておりますので、とくに教员の皆さまには、たとえばゼミ同窓会の番外版をこの日に国立で行ってもらうなど工夫していただけると、一桥の全世代コミュニティが集う素晴らしい一日になるのではないかと思います。どうぞよろしくご协力のほどお愿いいたします。

昨年暮れから、インフルエンザなどの流行が拡大しています。研究?教育そして大学を担う仕事に忙しい毎日を送っている皆さんには、どうか、ご无理のないよう、くれぐれもお体を大切に毎日をお过ごし下さい。本年も、どうぞよろしくお愿いいたします。

令和7年1月6日
一桥大学長 中野 聡

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