上海财経大学、中国社会科学院日本研究所の访问団が来学しました
2023年11月13日
2023年10月31日、本学の协定校である上海财経大学から姚玲珍(ようれいちん)副校长を団长とする10名の代表団が、中国社会科学院日本研究所から閆坤(えんこん)书记を団长とする8名の代表団が本学を访问し、中野学长との会谈や3机関による共同学术フォーラムが行われました。
上海财経大学と本学は、1988年に学术交流协定、2010年に学生交流协定を缔结し、それ以来、学生の交换留学や教职员の交换讲义など多方面で深く広い交流を展开してきました。また、中国社会科学院と本学は1999年に学术交流协定を缔结し、共同シンポジウムの开催や教职员の相互访问など学术面を中心に交流を重ねてきました。
こうした3機関の長年にわたる交流の基盤をさらに強化するためには、社会が直面する課題に関するよりハイレベルな国際学術フォーラムを開催し、これを継続していくことが重要であるという認識のもと、このたび一桥大学、上海財経大学、中国社会科学院日本研究所の3機関による「国際学術フォーラムの開催に関する協力枠組みの合意書」が締結され、その第1回目の共同学術フォーラムが本学で開催されることとなりました。
共同学术フォーラムの开催に先立ち、中野学长、姚副校长、閆书记による合意书への署名式がマーキュリータワーで行われました。各代表による挨拶の后、合意书への署名がなされ、今后各机関が顺番に开催校となって共同学术フォーラムを継続していくことを确认し、参加者全员による记念撮影を行いました。
続いて、マーキュリータワーにおいて共同学术フォーラムが开催され、「日本と中国の持続可能な高齢者向け社会保障制度の构筑」というテーマに基づき、各机関の研究者が日中両国の社会保障制度の仕组みとその课题について议论を行いました。共同学术フォーラムと并行して中野学长、姚副校长、閆书记によるトップ会谈が本馆特别応接室で行われ、来年は上海财経大学で本フォーラムを开催することを决定し、今后取り上げるテーマや関心事项について意见交换を行いました。
本学は、社会科学分野において中国を代表する大学、シンクタンクである上海财経大学と中国社会科学院日本研究所との共同学术フォーラムの开催を通じて両机関との交流をさらに発展させていきます。

参加者全员による记念撮影(前列中央の中野学长の左が姚副校长、右が閆书记)

左から姚上海财経大学副校长、中野学长、閆中国社会科学院日本研究所书记

トップ会谈参加者