平成30年度第4回一桥大学政策フォーラム 「何(誰)のための社会進歩か?―福祉国家の再構築―」を開催しました
2018年11月29日
平成30年度第4回一桥大学政策フォーラム「何(誰)のための社会進歩か?―福祉国家の再構築―」を,社会的進歩のための国際パネル(IPSP)との共催により,11月11日(日)に一橋講堂にて開催しました.
本フォーラムでは,社会科学における包括的な研究を行っている滨笔厂笔の中心的なメンバーと共に,本学の各分野を代表する研究者が,英语(日本语同时通訳あり)により,社会科学の総合的视野のもと社会进歩を批判的に展望するための公共的讨议を终日行いました.
蓼沼宏一学长の开会挨拶に続くプログラム第一部は,北村行伸経済研究所教授の司会で进行し,次の5つの基调讲演が行われました.
(1)Marc Fleurbaey IPSP/プリンストン大学教授「福祉国家から解放国家へ」(2)後藤玲子経済研究所教授「我々は公共互恵性という現実的ユートピアを描くことができるだろうか」(3)Purnamita Dasgupta IPSP/経済成長研究所(インド)教授「経済成長,不平等と持続可能性:社会的進歩の多次元性」(4)黒崎卓経済研究所教授「開発途上国における互恵性とリスクシェアリング」(5)小野浩IPSP/経営管理研究科(ビジネススクール)教授「福祉国家と幸福度」
第二部では,神林龍経済研究所教授の司会のもと,第一部の講演者5名に北村教授と森口千晶経済研究所教授を加え,パネルディスカッションを実施しました.尽きることのない議論は,IPSPと一桥大学の研究者の交わりが今後も続くことを確信させるものとなりました.
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