蓼沼宏一学长が厂滨骋惭础学长会议(於ウィーン経済大学)に出席しました
2019年1月18日
2018年12月13日から14日にかけて、蓼沼宏一学长、山田敦副学长(国际交流等担当)、中野聡前副学长がウィーン経済大学を访问し、同大学で开催された厂滨骋惭础学长会议に参加しました。
SIGMA (Societal Impact and Global Management Alliance)は、強力な経営系学部?MBAコースを擁すると同時に、社会科学系大学としての研究力?教育力を高く評価されている世界各地の9大学が、研究?教育面での交流と連携を一層強化し、このような大学群の世界における存在感を高めていくことをめざして、2016年12月、その前身であるAlliance of Like-Minded Universities加盟7大学に一桥大学および中国人民大学が加わる新たな大学連合として結成されました。SIGMAという名称は、社会的なインパクトを重視するとともに、経営管理を核としつつ社会経済を含めた広義のManagementを重視するというスピリットを表現しています。
今回の学長会議には、一桥大学を含む7大学から学長、国際交流担当副学長など約30名が参加し、研究と教育の両面において、SIGMA加盟大学が世界で先駆的な取組を推進するために意見交換しました。
研究面では、蓼沼学長が登壇し、一桥大学が推進する国際共同研究について発表しました。SIGMAのメンバーとの共同研究としては、シンガポール経営大学(SMU)とのJapan-Singapore Academic Forum and Policy Roundtable、中国人民大学との「アジア政策フォーラム」が継続的に行われています。2019年度は、どちらも一桥大学において開催される予定です。
教育面では、欧州5大学と厂惭鲍が2018年度に试行的に开始した国际共同オンライン授业について、ウィーン経済大学の担当者が绍介しました。これは英语を共通语とし、インターネットを活用したアクティブ?ラーニングの取组です。具体的には、厂顿骋蝉(持続可能な开発目标)の実现に资する公司の役割を共通テーマとし、各大学の学生がオンラインで讲义を受けたり、スカイプで议论を交わしたりする教育プログラムです。异なる国の学生4、5人がチームを组んで、グローバル公司の取组を绍介するビデオをつくり、优秀赏を竞い合うという课题も含まれています。今回の试行结果を踏まえて、さらに内容を充実させていくことになりました。
最后に、厂滨骋惭础加盟大学间で研究と教育の両面において一层紧密な连携を进めることに合意し、会议は幕を闭じました。
【参考】SIGMA加盟大学(*は一桥大学と学生交流協定締結校)
ウィーン経済大学(オーストリア)*、ESADEビジネス?スクール(スペイン)*、コペンハーゲン経済大学(デンマーク)*、ザンクトガレン大学(スイス)*、ジェトゥリオ?ヴァルガス大学(ブラジル)、シンガポール経営大学*、中国人民大学*、パリ第9ドフィーヌ大学(フランス)、一桥大学