THE CAMBRIDGE ECONOMIC HISTORY OF THE MODERN WORLD（Stephen Broadberryオックスフォード大学教授?深尾京司経済研究所特任教授編）が出版されます
2021年4月19日
2018年８月に開催した「第４回 Hitotsubashi Summer Institute」内でブック?コンファレンスを行った世界経済史研究が、THE CAMBRIDGE ECONOMIC HISTORY OF THE MODERN WORLD（Stephen Broadberryオックスフォード大学教授?深尾京司経済研究所特任教授編）として、Cambridge University Pressから2021年８月頃に出版されます。
THE CAMBRIDGE ECONOMIC HISTORY OF THE MODERN WORLDは、近年急速に充実した全世界の長期経済統計に基づいて、1700年から今日に至る経済発展が世界の各地域によってどのように異なっていたか、また違いを生み出した要因は何かを、地域別?テーマ別に第一線の研究者が分析しています。取り上げられたテーマは、人的資本、物的資本と技術、地理と経済集積、制度、生活水準と不平等、貿易と移民、国際金融、戦争と帝国など、多岐にわたっています。
The Cambridge Economic History of the Modern World: Volume 1, 1700 to 1870
The Cambridge Economic History of the Modern World: Volume 2, 1870 to the Present
Hitotsubashi Summer Instituteは、国際共同研究を推進する目的で、社会科学高等研究院主催で開催している研究会です。2015年から毎年開催しており、日本国内だけではなく、海外からも多くの研究者が参加し、毎回、活発な議論を重ねています。2020年は初のオンライン開催となり、2021年もオンラインにて夏頃に開催予定です。
