世界最高水準の教育研究拠点构筑のための授业料改定について
2019年9月11日
世界最高水準の教育研究拠点构筑のための授业料改定について
一桥大学は、2020年4月以降の学士課程入学者及び2021年4月以降の大学院(経営管理研究科修士課程?博士後期課程?専門職学位課程)入学者の授業料について、下记のとおり改定いたします。
本学といたしましても、これまで自助努力による収入増や业务の効率化を図るなど様々な経営努力を行ってまいりました。しかしながら、社会科学分野における世界最高水準の教育研究拠点の构筑に向けて必要となる大规模な改革を行うためには、他の自己収入の増加策と并行して、安定的な财源の确保が必要なことから、このたび授业料を改定することといたしました。
今回の改定により安定的に得られた财源は、重点领域の教员を採用するなど、教育の质のなお一层の向上に向けて活用し、これまで以上の教育プログラムの充実を図ってまいります。
また、経済的困穷度の高い学生には、本学で学ぶ机会を逸することのないよう、経済的な支援の充実にも努めてまいります。
记
1.引き上げ额
现行535,800円(标準额)→ 改定后642,960円(107,160円増(120%))
2.対象
①(学士课程)全学部
②(大学院) 経営管理研究科修士課程?博士後期課程?専門職学位課程
3.授业料改定による教育研究の充実
【国际竞争力の强化】
?教育研究の国际竞争力向上のための教员の充実
?语学教育プログラムの充実
?国际认証础础颁厂叠の取得による国际水準の教育の充実
【教育环境の整备】
?グローバルアクティブ?ラーニング等の整备
4.実施时期
①(学士課程) 2020年4月以降入学者
②(大学院) 2021年4月以降入学者
※ 2019年度以前に入学した学士课程の学生及び2020年度以前に入学した大学院(経営管理研究科修士课程?博士后期课程?専门职学位课程を含む)の学生については、当该课程に在籍している期间は、2020年度以降も现在の授业料と同额です。
ただし、现在在籍している课程を卒业又は修了等し、新たに课程に入学し又は进学した场合は、入学?进学时における当该课程の授业料(年额)が适用されます。
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学长メッセージ
2020年度以降に入学を希望される皆様及び保护者の皆様
(授业料改定に関するご理解のお愿い)
现代は社会の様々な面でグローバル化とデジタル化が急速に进み、大学においても、教育?研究の更なる国际化と、文系と理系の境界を超えた知の创造と学びの必要性が高まっています。
本学としても、このような環境変化をひとつの契機として、新たな時代に世界をリードする研究拠点としての機能を強化し、国際水準から見ても質の高い教育を提供する努力を積み重ねていく必要があります。これまでも本学の特長は、卓越した研究者が学生一人ひとりに対して丁寧な教育を提供することによって、社会に貢献するCaptains of Industryを育成することにありました。その基本的な特長を更に強め、グローバルに活躍する第一線の研究者による丁寧な教育を通じてGlobal Captains of Industryを育成する教育研究拠点の形成を本学は目指していきます。そのためには、充実した研究者集団による世界最先端の研究を推進するとともに、その最先端の研究から得られる知見を学士課程教育に常に還元していく必要があります。
より具体的には、グローバルに活跃する研究者?教育者を増员し、ST(学生/教员)比を改善して、教育?研究をこれまで以上に充実させていきます。本学が目指すグローバルな竞争力をもつ教育研究拠点を构筑するためには、外国人教员も含めた国际水準の研究者を集めるなど、教员団の质と量を一层高めて手厚い教育を提供するとともに、教育施设?设备等の高度化もはかっていく必要があります。そのためには、持続的な财源の确保が不可欠であり、2020年4月以降に学士课程に入学する学生の授业料を改定することといたしました。
また、大学院経営管理研究科では、国际的な认証机関础础颁厂叠による认証基準を満たすことを目指して、质の高いプロフェッショナル教育を実施しています。教育の质の向上は常に追い求めるべき永远のテーマです。认証取得后も教育の质の向上を継続し础础颁厂叠の认証を维持し続けるためには、カリキュラムの不断の改革?改善とファカルティ?ディベロップメントなど、体系的な活动が必要となります。こうした国际认証はビジネススクール固有の仕组みであるため、大学院については経営管理研究科に特化して2021年4月以降の入学者の授业料を改定いたします。
なお、本学は2019年9月に文部科学大臣から「世界最高水準の教育研究活动の展开が相当程度见込まれる国立大学法人」である指定国立大学法人の一つとして指定され、最先端の教育研究机関として世界の大学と伍していくことを期待されております。
今后も、社会科学における世界最高水準の教育研究拠点の构筑に向けて、様々な改革に取り组んでまいりますので、ご理解のほど、お愿いいたします。
2019年9月
国立大学法人 一桥大学
学長 蓼沼 宏一